人物設定とプロフィールページの作成
ここまではまず先に今後の「イメージ」をなんとなく掴んでもらう為に僕の事例をお伝えしましたが、ここからは実際にひとつひとつの「コンテンツ」を作成し、それを仕組み化していくパートに入っていきます。
まさに先の僕の事例のようなスキームを1つ1つ構築していくというわけです。
また前章までの段階で、
・ブログ(ワードプレス)
・メルマガスタンド
を既に契約し、コンテンツ作成に入れる段階にあると思います。
そしてここからはそちらの方で推奨している環境(ブログテンプレート→賢威、メルマガスタンド→エキスパートメール)で図解説を行っていく形になりますが、別のテンプレートを使っていても、別のメルマガスタンドを使っていても、根本的に作り上げていくモノ自体は変わりありませんので、あなたの環境に合わせてそのまま実践して頂ければと思います。
そこでまず、最初に行っていくのが「プロフィールページ」の作成です。
つまり
「このブログを運営しているのはこんな人です」
「このブログではこんな情報を発信しています」
などの運営者の人物像や、そのブログのコンセプト、運営方針などを伝えるページ(ブログ記事)を作成していくという事。
そしてこれが一発目のブログ記事になります。
ちなみにこのプロフィールページ、かなり軽視しておざなりに作り込んでいる人が多いですが、後に作成していく
・メルマガ登録ページ(あるいはLP)
・一通目のステップメール
と、この
・プロフィールページ
はDRMの「集客」部分において「最も重要なコンテンツ」になります。
なぜならあなたのブログに訪れた訪問者はまず、該当のコンテンツ(検索に引っかかった記事コンテンツなど)を見て、興味が生まれれば「どんな人が運営しているんだろう」とまずプロフィールページにアクセスしてくるからです。
もちろんそこ(検索結果に表示された記事コンテンツ)から直接メルマガ登録ページにアクセスする可能性や、その他の関連記事にアクセスする可能性もありますが、いずれにせよそのブログに興味を抱いた見込み客は「どんな人なのか」「どんなブログなのか」という事にも興味を抱きます。
そもそも「どんな人でどんな情報を得られるのか」が分からないような状況でメルマガ登録してもらえる可能性は低いですし、「得体の知れない見ず知らずの人からセールスを掛けられても商品を買う事は無い」わけです。
そしてその、
「情報発信をしている運営者の情報や考え方を伝えていく場」
「ブログ全体の方向性やコンセプト(運営方針)を詳しく伝えていく場」
がプロフィールページであり、あえてこのページ以外のブログ記事で今後自分自身(キャラクター)やコンセプトについて改めて詳しく伝えていく事もありません。
つまり訪問者(見込み客)をリスト化していく前の段階で「あなた自身の事」を詳しく伝えていく場はプロフィールページ以外には無いという事であり、だからこそしっかり作り込んでいく必要があります。
そのプロフィールページの人物像やその人物像の考え方、ブログの方向性に興味や共感を持ってもらえれば、そのまま自然とメルマガ登録(集客)にも繋がりますし、ラポールの構築(教育)もスムーズになります。
万が一メルマガ登録に至らなかったとしても、そのプロフィールページに共感を覚えてもらえれば、またブログへアクセスしてもらえる可能性は上がります。
少なくともその訪問者がその後なんらかのキッカケ(検索によるアクセス等)でブログに再訪した時に、「なんだ、このブログか・・」と思われる事はなくなります。そしてそこで好印象を持たれていれば、そこからまた教育、販売へと繋がる可能性が上がるわけです。
要するにプロフィールページは作り込んでおくに越した事はないという事。
そしてそのプロフィールページを作成していく上でのポイントとなるのは、
・ブログ運営者をどんな人物像(キャラクター)にしていくか
・このブログはどんなコンセプトでどんな情報を発信していくのか
上記を記事(文章)としてブログに投稿していく点になります。
人物像やキャラクターについては、そこに持たれる「印象」は人それぞれですので、一概に「正解」となるものはありませんが、後者の
・このブログはどんなコンセプトでどんな情報を発信していくのか
については、その内容次第で訪問者の興味や関心を大きく左右する重要なポイントになりますので、しっかりと伝える必要があります。
そこをしっかりと伝えられなければ、どんな魅力的な人物像やキャラクターを設定しても、訪問者(見込み客となりうる人)に興味を持ってもらう事はできません。逆にここをしっかり伝えていけば、どんな人物像でも興味を持ってもらう事ができます。
訪問者や見込み客は「人」を求めているのではなくあくまでも「情報」を求めているわけですから、興味が湧く情報を発信している人、共感できるような情報を発信している人、発信している情報が信用できそうな人などの「情報」そのものに興味や関心を抱きます。
そして興味や関心を抱けば、おのずとメールマガジンに登録します。
つまりその「情報」を発信している「あなた」自身に興味の「目」を向けさせ、リスト獲得に繋げていく大きな要因になるのが、プロフィールページだという事です。
反対にここでそのブログから「得られる情報が何もない」と思われてしまえば、メルマガに登録しようとも思いませんし今後改めてブログに訪れようとすら思いません。よって、せっかく集めたアクセスを無駄に捨ててしまう事になってしまいます。
だからこそ「見込み客にとって有益な情報を発信していますよ」という事を「見込み客の視点」を意識して「伝わるように」しっかりと伝えなければならないわけです。
リサーチを元にした見込み客に刺さるプロフィールページの構成
プロフィールページは訪問者を教育に繋げていく上で重要なコンテンツです。
ここにフォーカスを当ててしっかりその重要性を説いている教材はあまりありませんが、おざなりにしてしまうとリストそのものの数を取り逃がす事になるので、そこからの「売上げも捨てる事」になってしまいます。
せっかく質の高い教育コンテンツ(ステップメール)を用意していても、そもそもそこに繋げられなければ元も子もないわけです。
だからこそ難しく考え、構えてしまって、手がストップしてしまうかもしれませんが、あなたにその心配はありません。
なぜならあなたには既にプロフィールをスラスラと書ける「材料」が揃っているからです。
その材料となるのが、まさにこれまで行ってきたリサーチになります。
前章までの流れによって既にあなたは
・DRM全体(ブログやメルマガ)のテーマや方向性
・狙っていく見込み客
・アフィリエイトしていく商品
を予め取り決め、それらを徹底的にリサーチしてきたはずです。
取り決めたテーマに興味のある見込み客(潜在的な見込み客も含め)をより多く集め、教育時や販売時の「反応率」を上げていく為に、ペルソナを立ててBDFをリサーチして、ペルソナ視点での商品のベネフィットを炙り出し、
誰に向けてどんな情報をどのように発信し、どんな商品どのように売っていくのか
という事を一連の流れを長い時間を掛けて筋立てしてきたわけです。
このプロフィールページで「商品」について触れていく事はありませんが、単純にそのペルソナに向けて、そのブログやメルマガのテーマや方向性を伝えていく事で、
そのペルソナと同じ属性の見込み客が興味や関心を抱くプロフィールページ
が完成します。
ここで重要なのは、あくまでもリサーチしてきたペルソナのBDFを踏まえて伝えなければならないという事。
ブログへ訪問してきた見込み客が抱えているストレスやフラストレーション、求めているものや感じている事を「代弁」するくらいのつもりで記事に落とし込んでいくとより効果的です。
そして
・ペルソナが抱えているストレスやフラストレーション、悩みや問題の解決策となる情報
・ペルソナが求めている欲求や未来を達成する為の情報
を発信している旨をピンポイントで打ち出していけば、見込み客は必然的に「そんな情報を発信しているあなた」に対して興味や共感を抱きます。
つまり、
・見込み客の思っている事、感情を踏まえた上で悩みや欲求(BDF)を「代弁」していく
・その悩みや欲求を解決、達成しする為の情報を発信していくと「提示」する
という事をそのテーマに沿って文章にしていく形です。
上記の形でプロフィールページを作成していけば、ピンポイントでペルソナに向けたメッセージになりますので、おのずと一部の訪問者(見込み客や潜在的な見込み客)にしか響かないものになります。
よってブログのアクセス全体の一部の訪問者(ペルソナに近い見込み客)以外は取り逃がす事になりますが、前章でもお伝えした通り「それで良い」んです。
DRMに限らずマーケティング全てにおいて、幅広く見込み客を集めようとして全てを逃すのではなく、まずは一部であれ質の高い見込み客をしっかりと集めていく必要があります。その為にはその一部の見込み客に強い興味や共感を抱いてもらわなければなりません。
その点、先の流れでペルソナを意識していけば、その一部の見込み客にはあなたの言葉が突き刺さり、共感を覚え興味を抱き、あなたの「質の高い見込み客」になっていきます。
「このブログを読んでいけば、自分が求めている情報を得ていく事ができる」と思ってもらえれば、当然興味が湧くし、「気になる」からメルマガに登録するわけです。
そこでプロフィールページに反応(興味を示した)した見込み客は、まさにあなたが「意図して狙った見込み客」になりますので、その後の教育、販売へとスムーズに繋げられる事を意味します。
なぜならその後の教育コンテンツや販売コンテンツも、同じ運営方針とリサーチを元に作っていくわけですから、一連のDRMに繋げていく事での反応率は上がっていくと考えられるわけです。
そんな共感を覚えた見込み客が増えれば増える程、より大きな成約数を見込めるという事になりますし、メルマガへの登録率が高ければ、集客そのものやプロフィールページの方向性は間違っていないという裏付けにもなります。
そのあたりの全体的な見直しやチェックリストについては、またまとめて詳しく解説していきますが、
・ブログに訪れた訪問者を「ただの1アクセス」として取り逃がしていくか
・その1アクセスを「継続的な見込み客」にしていくか
を左右する1つの要素がこのプロフィールページですので、しっかりと見込み客にしていく為にBDFを踏まえて記事を作成していく必要があります。
そこでその記事作成にあたって、
・見込み客に興味を持ってもらい読み進めてもらう為の文章の書き方
・見込み客を行動(反応)させる為の文章の書き方
という具体的なウェブコピーについて触れていく前に、おそらく多くの人が勘違いしているであろう下記の点について解説しておきます。
プロフィールページや人物(キャラクター)設定に「実績」は必要か不要か
ブログを運用していくにあたって、多くの人が最初に足踏みしがちなのがこのプロフィールページです。
そしてその足踏みしてしまう「要因」が、
「私には実績が無い」
という事だったりします。
つまり、
「実績がなければ信用を得られないんじゃないか」
というような先入観から不安を抱えてしまい足踏みしてしまう方が多いわけです。
ネットビジネスやアフィリエイトで結果を出している人の中には、自分自身の「実績」を公開している人もいますし、そういう人に限って目立っている傾向にありますので、
「こんな実績もない自分なんか、興味を抱かれない(稼げない)んじゃないか」
と思ってしまうのもわかります。
実際に僕(yuuというキャラクター)のブログも、ブログタイトルやプロフィールページの他、特定の記事で実績を掲げ、実際の実績画像なども公開しています。
ただ、その実績がなければ稼げないのかといえば、それとこれとは話が違います。
今現在実績が「0」でも、実績がある人と同じように稼いでいく事はできます。
そもそも、
「実績がなければ信用を得られないんじゃないか」
というのは間違えた「先入観」であり「誤解」です。
現に実績を公開せずとも実績を公開している人よりも圧倒的に稼ぎまくっている人はゴマンといます。
公表していないから目に見えないだけで、実績を公開せずとも僕を凌駕する程稼いでいる人は数えきれないほどいるわけです。
僕自身も、実績を公開せずに月数百万単位を稼ぎ出すブログを幾つも運営してきました。
ただ現状として、その実績を公開している人が「少ない」だけに、実績を公開している人が「目立つ」傾向にあるので、「実績がなければ稼げないんじゃないか」という先入観を生み出してしまうのだと思いますが、何もブログへの「信用」や「説得力」は実績によってのみ生み出されるわけではありません。
確かに、実績を掲げる事によって読み手に多少のインパクトを与えたり、伝えていくメッセージの裏付けとして信用性を高める効果はあります。
ただそれはあくまでも+αの要因であって、結局のところ読み手からの信用や説得力を生み出し、そこから「反応」に繋げていくのは他でもなく伝えていく「文章」以外のなにものでもないわけです。
いくら実績を掲げていても、その文章に説得力がなければ信用もされないし、興味も関心も抱かれません。当然そこから反応に繋げていく事もできません。
要するにいくらブログタイトルやプロフィールページ、その他のページでどれだけ大きな実績を謳おうが、その文章やコンテンツの「中身」が伴っていなければ何の意味もないという事です。
たとえば、yuuというキャラクターの場合
・完全なる「0」の状態から、匿名で「一億」稼いだ「現SE」の日記帳
というブログタイトルを付けていますが、これを、
・完全なる「0」スタートから匿名で結果を掴む為のアフィリエイト戦略思考
に変えたとしても上がっていく収益は変わらないですし、最初から後者のタイトルにしていても今と同じような結果を生み出し続けてきたという事は間違いありません。
なぜなら、こんなタイトルありきの話ではなく、顧客はあくまでも僕自身の記事やコンテンツを目にして、興味や関心を抱き、反応(登録や購入)しているからです。
上記のブログタイトルだったから反応したなんて人は、まず例外なく「いない」はずです。
プロフィールページも同様で、僕の過去の経歴や実績部分を明かさずとも、同じテーマや方向性に沿って見込み客に対してしっかりとメッセージを伝えるプロフィールページを作成していけば、同じように興味や関心を持ってもらい、「次」の教育に繋げていく事ができたし、そこから今と同じように反応に繋げ今と同じ結果を生み出していたと思います。
DRMにせよ、アフィリエイトにせよ、何のネットビジネスにせよ、結果を出していくには当然、まずは見込み客に興味や関心を持ってもらわなければ「次」の教育には繋がりません。そしてその興味や関心を引きだしていく上に必要なのは「実績」ではなく「中身」であり、それが「文章」だという事です。
そもそも読み手からすればその書き手の実績なんて自分には関係ないし「どうでも良い」わけで、本来「自分にとって価値のある情報」さえ手に入ればそれで良いわけです。
いくらその実績にインパクトがあったとしても「で?」って話。読み手は「そこから」の有益な情報を求めているわけですから、そこに中身がなければただ一人で自慢しているだけの「イタイ人」になってしまいます。
勿論、実績を公開しながら、読み手に対してしっかりメッセージを伝えていく事が悪いというわけではありません。それも戦略のひとつとしては多いにアリです。
ただその「本質」として、読み手に対してあなたの情報に価値があるという事を伝え、それを感じてもらわなければ元も子もないという事。そしてそこに必要なのは実績ではなく文章だという事です。
そしてその文章を介してあなたの情報に価値を感じてもらえれば、実績なんかなくても読み手はしっかり反応してくれます。
現に僕自身も、コンサル生も、その他のアフィリエイターも、実績を公開しなくてもしっかり結果を出していっています。なにより、最初は誰だって「0」スタートなんですから、誰もが実績も無い状況から始めているわけです。
しかるべき文章をしかるべき形で読み手に伝えていけば、見込み客には刺さるし、そんな事で悩んでいた事がアホくさくなる程、数字もバンバン上がっていきます。
その段階で、そこで上がった実績を公開すれば良いだけの話です。
その場合、既に実績を出した情報を発信する事ができているわけですから、そこにその実績をそのまま付け加えていく事で、より信用性も説得力も増します。これがインパクトだけではなく反応に繋げる実績の効果的な使い方です。
よって、「実績は必要か不要か」という点に関しては結論から言えば不要ですが、実際に実績を積み上げていった段階での公開は効果があります。無いよりはあった方が良いというレベルの話です。
よってこの「実績」については「重要視」するようなポイントではなく、何より見込み客を反応させ結果に繋げていくのは文章以外に他ならないので、まずは実績ではなくそこにフォーカスを当てていきましょうという事。
いずれにせよ最初は誰もが0スタートからのスタートになりますから、その点は気にせず「見込み客にメッセージをしっかりと伝えていく事」だけを意識して記事を作成して頂ければと思います。
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