１通目のステップメールの作成

１通目のステップメールの作成

１通目のステップメール作成の重要性と注意点

次に作成していくのが「１通目のステップメール」の作成です。

これまで、

・プロフィールページ
・メルマガ登録ページ（ブログ記事orLP）

の２つを作成して、「ブログへの訪問者をリスト化していくまでの流れ」を作ってきました。

つまりは今回のDRMにおける「集客～教育までの仕組みの基盤」はある意味完成しているわけですが、個人的にはこの「１通目のステップメール」までをしっかり作り込んで初めて、集客が完了するものだと考えています。

なぜなら、ただ見込み客をリスト化しただけでも、

「そこからその見込み客があなたのメルマガを熱心に読んでくれる状況」

を作り出さなければ、そもそもリスト化した意味が無いからです。

多くのアフィリエイターは「リストを集める事」に注力しても、この１通目のステップメールはおざなりにしている傾向にありますが、実はこの１通目のステップメールはそこから得られる結果を大きく左右する非常に重要なポイントになります。

言うなればこの１通目のステップメール「まで」が集客であり、教育の「始まり」になります。

文字通りこの１通目のステップメールは、見込み客に対して配信する初めてのメールマガジンになります。

つまり期待して登録した見込み客に対して、初めて送るメッセージがこのメールであるという事。

また「なんとなく登録した」という読者を「一気に惹き付ける」のもこの１通目のステップメールの役目です。

この１通目のメールであなたの考え方や主義主張をしっかりと伝え、見込み客に刺さるメッセージを送り、そのメルマガを読み続ける事のメリットを伝え、いかにインパクトを残していくか。

これによって「今後のステップメールの精読率」に大きな「差」が生まれます。

そしてDRMにおいてこの「精読率を上げていく事」が非常に重要なポイントになります。

なぜならその後の教育コンテンツをしっかり読んでくれなければ、あなたの伝えたい事を伝えられず教育そのものが成立しないからです。

教育が成立していない状態でどんな売り込みを掛けてもまず反応を取っていく事はできません。

つまりこの精読率の「差」が最終的な「結果」に直結してくるわけです。

そして今後の精読率や教育効率、最終的なクロージング時の反応そのものがこの１通目のステップメールに掛かっていると言っても過言ではないという事。

よってこの１通目のステップメールでは、見込み客のBDFを踏まえながら、

・あなたの主義主張や考え方を具体的に、明確に伝えていく
・あなたのメルマガを読む事でのベネフィットを具体的に、明確に伝えていく

事が求められます。
勿論これまで作成してきたプロフィールページやメルマガ登録ページと同様に、伝えていく事自体の方向性は同じになりますので、ここでもそれらと重複する点が出てくると思います。

むしろその１通目のメールマガジンを読んでいる読者は、少なからずプロフィールページを読んで共感し、メルマガページを読んで「登録」という行動を起こしたという経緯があります。

反対に言えば、あなたはその読者を、プロフィールページで共感させ、メルマガページで行動させてきたわけですから、それらで伝えている事柄（文章）は、少なからず見込み客の心に響いているという事になります。

よってそれらプロフィールページやメルマガ登録ページで伝えている事や、言い回しは自然な範囲で添削していっても問題ありません。

ただこのステップメールで求められるのは、それらをより「具体的」に、「明確」に伝えていかなければならないという事。

あなたが02章で取り決めた超特化型のテーマに沿って、散々リサーチしてきたペルソナに向けて、ペルソナが抱いているBDFを踏まえながら、今後のステップメールでそのペルソナの悩みや問題を解消し、欲求や願望をクリアしていく術を提供していく旨をあなたのメッセージにのせてとにかくぶつけてください。

02章でもお伝えした通り、そこで具体的なメッセージを明確に発信し、インパクトを残そうとすればするほど、一部の見込み客にしか響かないメッセージになると思います。

ただそれが読み手全体の「一部」であれ、狙った見込み客にさえ刺されば良いわけです。

そのメールアドレスで色々なメルマガに登録している見込み客から、あなたのメールマガジンに目を向けさせるには、他とは違う何かをメッセージにのせて届ける他ありません。

だからこそ、多くの人を取り逃がしたとしても一部の見込み客には刺さるメッセージを、その見込み客に向けてピンポイントで発信していく必要があるわけです。

そんなあなたのメッセージに共感した一部の読者は、あなたのメッセージ１つ１つにインパクトを感じ、「あなたのメルマガは他とは違う」という印象を持ちます。

それがしっかりと見込み客に刺されば、その見込み客はその後のステップメールに１通１通目を通す「熱心な読者」になります。

そして「そこまで」が集客であり、そこからが教育だと思うわけです。

とはいえ既にプロフィールページやメルマガ登録ページを読んで登録している見込み客は、おおよそ既にあなたの考え方や主義主張は理解している状況にあると思います。

よってピンポイントに一部の見込み客にしか伝わらない具体的なメッセージを送っても、集めた読者の殆どがあなたに共感するような状況にあると言っても過言ではないわけです。

だから臆せず、これでもかというくらい、見込み客の心にあなたのメッセージを突き刺してください。

ここで見込み客（リスト）もガシっと掴んでおけば、その見込み客に教育、販売を繋げていく事は勿論、その後教育の方向性が広がっていったとしてもそこに付いてきてくれるリピーターになってくれます。

なぜなら、この１通目のメールマガジンであなたの根本的な考えや、主義主張は伝わっているからです。

それは先々の話になると思いますが、いずれにせよまずは１つの「成約」という着地点に向けてステップメールを配信していくわけですから、まずはあなたのステップメールを１通１通読んでくれる状況を作らなければなりません。

その為にはまずあなたの情報（ステップメール）が見込み客にとって「必要な情報」だと印象付け「気になる」を引きだしておく必要があるわけです。（そのあたりの具体的なウェブコピーのテクニックについては、また後程解説していきます）

よって、どんな方向性でDRMを仕組み化していくにせよ、この１通目のステップメールはしっかり作り込むようにしてください。

精読率低下の抑止

またその後のステップメールの精読率低下を抑止する為に、この１通目のステップメール内で読者に対して「迷惑メールに入らないように設定」してもらうようにアナウンスしてください。

あなたが情報発信していくテーマにもよりますが、情報コンテンツに関するメールを配信していく際はとくに、その件名や文中の「キーワード」によってメールプロバイダから迷惑メールに分類されてしまう傾向にあります。

例えばビジネス系を対象としていくなら、その文脈には自然とどうしても「稼ぐ」「月収」「収益」などのキーワードが入ってしまいがちですが、そういったキーワードはスパマーが使う常套キーワードとなりますので、そのキーワードが入っている時点でそのメールがスパム的だと判断されて迷惑メールに分類される傾向にあるわけです。

勿論、あなたが配信していくメールは決してスパム的な内容ではありませんが、迷惑メールに分類される事を懸念してそういったキーワードを意図的に入れないようにすると、伝えたい事が伝えられないので、スムーズに教育が行えなかったり、反応率が下がったりしてしまいます。

さらに迷惑メールに分類されてしまえば、読者の目に留まる確率が激変しますので、いくらクリック率の高い件名や、いくらタメになるメールを配信していても、「そもそも発見されない」という最悪のケースに陥りかねません。

そんな状況を防ぐ為に、予め一発目のステップメールで対策を講じておくという事です。

その方法はいくつかありますが、手っ取り早いのが下記のサービスを使うという方法です。

http://46mail.net/pro/index.php?a=

上記のサービスでは、下記赤枠に配信元のメールアドレスを入れるだけで、各プロバイダ毎の迷惑メール防止策をアナウンスしてくれるカスタムURLを作成してくれます。（下記画像参照）

詳しい手順の方は上記のページに詳しく記載してありますが、（メールアドレスを入力するだけなので非常に簡単です）ここで生成されたカスタムURLをステップメールに挿入していく事で、見込み客の環境に合わせて、あなたのステップメールが迷惑メールフォルダに入らないように設定していく手順を紹介していくことができます。

ちなみに僕の場合は下記のようにアナウンスしています。（エキスパートメールの管理画面内より）

このカスタムURLの生成自体はむちゃくちゃ簡単ですが、このカスタムURLへのアナウンスひとつだけであなたのメッセージ（ステップメール）が迷惑メールに分類されるかされないかが変わってきますので、是非活用してください。