ステップメール(2通目以降)のシナリオを作成
ステップメールのシナリオ作成ポイントと注意点
1通目のステップメールを作成したなら、次は教育用のステップメールのシナリオを作成していきます。
まさにあなたが見込み客に売り込んでいきたい商品に向けて、読者を教育していくわけです。
ただこれまでも口酸っぱくお伝えしてきている通り、教育されていない段階で売り込むのは絶対にNG。
本章「DRMアフィリエイトにおけるウェブコピーの原則」でもお伝えしている通り、クロージング時までは「宣伝臭さ」は可能な限り消していく必要があります。
まずは見込み客との信頼関係を築き、あなたが売り込みたい商品の必要性を段階的にしっかりと伝えていかなければなりません。
そしてその読者からの信頼を集めていくには読者のBDFを踏まえて、
・読者が知りたい事や知ってタメになる情報を配信
・読者の悩みや困っている事を解消する情報を配信(些細な事でもOK)
していく形になります。
そして最終的に売り込みたい商品に向けてそのテーマを掘り下げていく。
読者の悩みや困っている事を根本的に解消していく事は難しいかもしれませんが(むしろそれがアフィリエイトしていく商品内容だったりもしますので)、読者が知ってタメになるような情報は提供していく事ができると思います。
それこそその分野の書籍を読んだり、その関連キーワードで検索エンジンで検索を掛ければ、見込み客がタメになると感じる専門的な知識やノウハウは腐る程出てきます。
それらを自分の中に落とし込み、自分なりの表現で伝えていけばいいわけです。
「既にあるような情報を配信しても・・」と思うかもしれませんが、00章の「インプットとアウトプット(P26)」でもお伝えした通り、自分自身がその情報を知って得した、タメになったと思う事は同じ事で知って得した、タメになったと思う人が必ずいます。
そのインプットを「見込み客なら」という見込み客の視点で行っていくという事です。
例えば先の「yuuの集客・教育・販売における現状のフローと経緯。そして注意点」でお伝えした僕の
「ツイッターブレインの販促に至るステップメールの流れ」
の1つ1つのシナリオの内容も、検索エンジンで調べれば出てくるような情報も多数あります。
実際の流れは下記です。
【ツイッターブレインの販促に至るステップメールの流れ】
・インターネットで長期的大きく稼ぐにはDRMを実践するべき
・でも一から初心者が手探りで形にしていくのはハードルが高い
・その点ソーシャルメディアはハードルが低く結果を出し易い
・またソーシャルメディアは単体で収益を上げながら集客メディアとしても活用できる
・よってまず初心者はソーシャルメディアから始めるべき
・その中でもより初心者向きのソーシャルメディアがツイッター
・何故ツイッターが初心者向きなのかという理由とツイッターの可能性について解説
(文章力勝負ではない点やフォロワー集めが容易な点、リツイートなどの拡散性など)
・ツイッターはツールによって自動運用が可能になる
・既存のツイッターマーケティングや既存のツイッターツールの弱点について言及
・その弱点を網羅しながらツールによって自動化できるのがツイッターブレイン
・そのツイッターを後に構築するDRMの集客メディアにしてステップアップできる
上記は僕の経験や事例を踏まえた内容も含まれますが、その多くは検索エンジンで得る事が出来る情報でもあります。
よって誰でも上記のような教育コンテンツを作成していく事ができるわけです。
そのテーマに関する情報をインプットしてあなたなりに落とし込み、実際にあなたが感じた事や、あなたなりの感想を添えて、あなたなりの文章で伝えていけば、それは立派なあなたのコンテンツになり、見込み客にとってタメになる情報になります。
人が思った事、感じた事は千差万別なので、あなたが感じた事を添えていけば、それは「他には無いオリジナルコンテンツ」になるわけです。
そしてまさにそういう情報を見込み客は求めているという事。
勿論、見込み客が求めている事柄をインプットして、アウトプットしていくという前提にはなりますが、その為に02章では、テーマを特化して見込み客を明確にしてきたわけです。
その見込み客に対して、見込み客が知ってタメになる情報を発信していく。その為にまずはそのテーマに関する情報をインプットして、あなたなりの形で伝えていく。そして最終的に売っていきたい商品に向けて教育していくという図式です。
よって、どのテーマでどの見込み客に対して教育を行っていくにせよ、あなた自身もそのテーマにおける新たな材料(知識)をインプットしていかなければなりません。
いくらそのテーマがあなたの「得意分野」だとしても、常に新たな知識は取り入れていく必要があります。
02章「テーマを決める具体的なポイント(P15)」でもお伝えした通り、どれだけ得意な分野でも自分の頭の引出しだけで永遠と情報発信をしていく事ができるような人なんてまずいないわけです。
だからこそ新たな知識は常に取り入れ続ける必要があります。その知識量がそのまま教育コンテンツ質を高める事に繋がり、あなたへの信用に繋がっていくという事です。
あなたがインプットした知識を、あなたなりの形でアウトプットしていく。
それだけで立派な教育コンテンツになります。そしてこのルーティーンがあれば常に「配信ネタ」に困る事はありません。
ただその際注意を払っておかなければならないのが、
・見込み客(ペルソナ)に刺さる濃い情報を発信していく事
・主義主張に沿ったブレない一貫性のある情報を発信していく事
です。
あなたが配信していく2通目以降のメルマガ読者は、プロフィールページを読んで共感し、メルマガ登録ページで行動を起こし、1通目のステップメールを読んで、次のメルマガを読んでいる読者です。
そんな読者は紛れもなくあなたが設定している「ペルソナ」に近い見込み客だという事になります。
よってその後の教育コンテンツ(ステップメール)に求められるものもペルソナに向けた情報発信のみであり、反対にペルソナ以外に向けた情報発信は不要だという事です。
そもそもペルソナに近い見込み客以外は読んでいないわけですから、そのペルソナに近い読者だけにメッセージを届ければそれで良いし、それ以外の層の読者にメッセージを伝えるメリットはまずないわけです。
よってここでも臆する事なく、ペルソナに向けたより「具体的」なメッセージをステップメールを作成していってください。
そのステップメールの内容が具体的であればある程、見込み客にとって「濃い情報」になり、それを読んでいる見込み客の「心」に刺さります。
それらのステップメールを読んで「得した」「参考になった」「タメになった」と思われれば、そこから共感を呼び信用され、次のステップメールへの「精読」に繋がり、コアなファンへとなっていきます。
そしてもう一点気を付けなければならないのが、プロフィールページや1通目のステップメールで見込み客に伝えているあなた自身の考えや主義主張に沿った情報発信をしていくという事。
結構、色々な情報をインプットしてアウトプットしていくと情報にブレが出てしまうケースが多いですが、あくまでもあなたの情報発信の「軸」は1通目のステップメールで伝えたところにあるという事を忘れずに、その後のステップメールを作成していくようにしてください。
その軸がしっかりあれば、教育の方向性を広げていく事も決して難しくありません。
それこそ先にご紹介したyuuの事例で言えば、
1、メールマガジンに登録してもらう
→ブログへの訪問者をリストに変える
2、リストに対してキャラクター(yuu)の主義主張を伝えDRMの可能性を知ってもらう
→根幹にある主義主張を伝え、読者を教育する(教育の土台)
3、ツイッターの可能性や再現性を伝えツイッターブレインを手にしてもらう
→これが根幹にある主義主張であり教育の土台になる
に加えて、
4、ユーチューブの可能性や再現性を伝えユーチューブ系の商品を手にしてもらう
→土台となる主義主張に沿ったユーチューブに関する教育・販売に繋げる
5、フェイスブックの可能性や再現性を伝えフェイスブックの商品を手にしてもらう
→土台となる主義主張に沿ったフェイスブックに関する教育・販売に繋げる
6、etc・・・(同じ流れで別の教育・販売にシフト)
というような形で、「土台となる主張」に一貫性があれば、ジャンルが違えどそこに関連する商品へと繋げていく事ができるわけです。
逆にその主張に一貫性がなければ、説得力も無くなるので売れる事はありません。よって最初からその点だけは意識しておく必要があります。
上記は情報コンテンツを扱ったDRMの流れになりますが、これらは勿論他のテーマにおいても共通している事項になりますので、これまで解説してきたポイントを押さえながらステップメールを作成していってもらえればと思います。
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